研究課題/領域番号 |
24740217
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
物性Ⅱ
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
新見 康洋 東京大学, 物性研究所, 助教 (00574617)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2013年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2012年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | スピントロニクス / スピン流 / スピンホール効果 / 弱反局在 / メソスコピック系 / 強磁性体 / 超伝導体 / 超伝導 / 弱反局在効果 |
研究概要 |
スピンホール効果は、電流からスピン流もしくはその逆変換を可能にする手段としてスピントロニクス研究で幅広く利用されており、この変換効率を表すスピンホール角を増強することは重要な課題の一つである。本研究では、スピン軌道相互作用の弱い銅にビスマスを添加した合金のスピンホール角をスピン吸収法で算出したところ、白金のそれよりも1桁大きくなることが分かった。またスピン拡散長を算出する新たな手法として弱反局在効果に着目し、実際にスピン吸収法で得られる値と定量的に一致することを示した。さらに超伝導体ニオブを用いたスピン輸送測定も行い、超伝導転移温度以下でスピン緩和時間が長くなることを実験的に明らかにした。
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