研究課題/領域番号 |
24740224
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
物性Ⅱ
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
左右田 稔 東京大学, 物性研究所, 助教 (40463905)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2013年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2012年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
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キーワード | マルチフェロイック / リラクサー磁性体 / スピン・ネマティック / 超常磁性 / 電気磁気効果 / マルチフェロイックス / エレクトロマグノン / スピンネマティック / 中性子散乱 / 国際研究者交流(スイス) |
研究概要 |
マルチフェロイック物質Ba2CoGe2O7では、電気分極がスピン・ネマティック演算子と等価であり、磁気異方性がスピン・ネマティック相互作用によって決定されていることが明らかになった。relaxor magnetである三角格子系LuFeCoO4では、中性子回折実験において核散漫散乱と磁気散乱に明瞭な相関が観測され、PNRを起源とした超常磁性が発現していることを発見した。スピン・ネマティック相互作用による磁気異方性、PNRを起源とした超常磁性ともに、新たな磁性と誘電性の関係であり、新規電気磁気効果も期待される。
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