研究課題/領域番号 |
24740230
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
物性Ⅱ
|
研究機関 | 京都大学 (2015) 新潟大学 (2012-2014) |
研究代表者 |
柳瀬 陽一 京都大学, 理学(系)研究科(研究院), 准教授 (70332575)
|
研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2016-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
|
配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2014年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2013年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2012年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
|
キーワード | スピン軌道相互作用 / エキゾチック超伝導 / 奇パリティ多極子 / 自発的対称性の破れ / 強相関電子系 / トポロジカル結晶超伝導 / カイラル超伝導 / 量子渦状態 / 超伝導理論 / 超伝導 / 量子渦 |
研究成果の概要 |
(1) 3軌道ハバード模型に基づく微視的理論を用いてSr2RuO4の磁場中超伝導相図を決定した。特に、c軸磁場中で多彩な超伝導相が現れることを示し、カイラルII相では半整数量子渦が現れ超伝導スカーミオン格子になることを示した。(2) 局所的な空間反転対称性が欠如した物質における磁気電気効果とエキゾチック超伝導を発見した。(3) URu2Si2におけるネマティックカイラル超伝導相を調べ、量子渦格子の構造相転移を予言した。(4) 局所的な空間反転対称性が欠如した超伝導相がミラー対称性に守られたトポロジカル超伝導相になることを示した。
|