研究課題/領域番号 |
24740235
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
物性Ⅱ
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
山内 邦彦 大阪大学, 産業科学研究所, 助教 (00602278)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2013年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2012年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
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キーワード | マルチフェロイック物質 / マンガン酸化物 / 第一原理電子状態計算 / 物質設計 / 磁性 / 強誘電性 / 遷移金属酸化物 / 国際研究者交流 / 第一原理計算 |
研究概要 |
本研究は、平成24~25年度の2年間にわたり、マンガン酸化物を中心に様々なマルチフェロイック物質についての理論研究を行い、電子状態の観点から微視的な強誘電性発現機構を解明し、さらに、新奇材料物質の理論設計を行った。実験グループとの共同研究においては、電子状態計算によって実際に観測された強誘電性現象の本質的な理解を得る事に成功し、また、理論先行型の研究では、イタリアの理論グループ(Dr. Silvia Picozzi)と議論を行い、実験ではまだ成されていない新物質の設計と物性評価を行った。本研究は、実地例の少ない「理論主導によるマルチフェロイック物質の研究」として満足な成果を上げた。
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