研究課題/領域番号 |
24740246
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
物性Ⅱ
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研究機関 | 北海道大学 (2013) 独立行政法人物質・材料研究機構 (2012) |
研究代表者 |
土屋 聡 北海道大学, 工学(系)研究科(研究院), 助教 (80597633)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2013年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2012年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
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キーワード | 超伝導ゆらぎ / 強相関系超伝導 / 2次元性 / 有機超伝導体 / 強相関電子 |
研究概要 |
本研究では、高温超伝導現象解明の鍵を握る、超伝導位相ゆらぎを調べるため、超伝導転移温度(Tc)及び電子相関の違う4種類の超伝導体(有機化合物、銅酸化物)に対して電気抵抗と磁気トルク測定を行った。その結果、すべての物質で超伝導位相ゆらぎが観測された。また詳しい解析、比較から、位相ゆらぎはTcの1.1~2倍程度高温から現れはじめ、電子構造の2次元性が強い程、強められる傾向があること、電子相関の強さに依らないことが明らかになった。これは超伝導ゆらぎの起源として電子構造の2次元性が関連していることを示唆するものである。
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