研究課題/領域番号 |
24740285
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
生物物理・化学物理
|
研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
芝 隼人 東京大学, 物性研究所, 助教 (20549563)
|
研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2014-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
|
配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2013年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2012年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
|
キーワード | オニオン相 / 粗視化分子動力学法 / 界面活性剤 / 剪断流 / 欠陥ダイナミクス / 並列計算 / 流体力学的計算手法 / リーク構造 / マルチラメラ状態 / 構造レオロジー / 粗視化分子動力学 / 超並列計算 / 国際情報交換(ドイツ) |
研究概要 |
剪断流下で非イオン性の界面活性剤がしばしば見せる多層膜が球状に折り重なるオニオン構造の形成は、20年来の未解決問題である。本課題では、この解明に向けて新しい高度に粗視化された陽溶媒の分子動力学シミュレーション模型を大規模並列計算することで、μmスケールの規模の系のシミュレーションを行った。剪断流れに垂直な面方向への不安定性をシミュレーションで実現し、定性的に実験のこれまで示唆したオニオン相の前駆構造を再現する結果を得た。また、膜の体積分率と剪断率を変えていったときの相挙動も実験と定性的に一致することが見出された。
|