研究課題
若手研究(B)
生体分子をはじめとするソフトマターが水中で自己組織化し構造を形成する際に、周囲の水はこれまでただのバックグラウンドであると考えられてきた。本研究ではテラヘルツ分光およびX線散乱法によって生体膜の基本構造であるリン脂質二重膜の水和状態と構造をそれぞれ観測した結果、膜の構造が変化する際に水和水が関与していることが分かった。さらに、膜の積層構造の依存性から、膜同士の相互作用に対しても「水」が役割を持つことが明らかになった。
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