研究課題/領域番号 |
24740310
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
固体地球惑星物理学
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研究機関 | 独立行政法人海洋研究開発機構 |
研究代表者 |
古市 幹人 独立行政法人海洋研究開発機構, 数理科学・先端技術研究分野, 主任研究員 (50415981)
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研究協力者 |
中川 貴司 独立行政法人海洋研究開発機構, 数理科学・先端技術研究分野, 主任研究員 (50396941)
西浦 泰介 独立行政法人海洋研究開発機構, 数理科学・先端技術研究分野, 技術研究員 (60509719)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2013年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2012年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 惑星形成 / 始源物質リザーバー / 初期地球 / ストークス流れ / 移流陰解法 / JNFK / コア形成 / JFNK型非線形ソルバー / 地球深部異常領域 / マントル対流 / MIC / TR-BDF2 / 大規模非線形問題 / クリロフ部分空間法 / 深部異常領域 / 地球内部ダイナミクス / 惑星形成・進化 / 線形ソルバー |
研究成果の概要 |
本研究では、地球型惑星の中心核(コア)形成時における物質分化の様子を明らかにするために、自己重力下での自由境界表面をともなうストークス流の計算により3 次元コア形成シミュレーションを行い、問題解決の糸口を探るものである。特に惑星衝突によりマグマポンドとして溶融し分化されるプロセスに注目し、それらが惑星内部構造を岩石塑性流動の時間スケールでどのように変化させるのかを調査した。その結果、マグマポンドの形成を逃れた領域が火星サイズの初期惑星に起因する物質的異常領域を初期地球の深部に持ち込みうる可能性を見出した。さらにコア形成に伴う熱進化計算を実現可能にするための移流陰解法の開発に成功した。
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