研究課題/領域番号 |
24740335
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
超高層物理学
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研究機関 | 国立極地研究所 |
研究代表者 |
江尻 省 国立極地研究所, 研究教育系, 助教 (80391077)
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研究協力者 |
中村 卓司 国立極地研究所, 研究教育系, 教授 (40217857)
阿保 真 首都大学東京, システムデザイン研究科, 教授 (20167951)
津田 卓雄 国立極地研究所, 研究教育系, 日本学術振興会特別研究員 (PD) (90444421)
西山 尚典 国立極地研究所, 研究教育系, 特任研究員 (00704876)
川原 琢也 信州大学, 工学部, 准教授 (40273073)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2013年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2012年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 共鳴散乱ライダー / 温度測定 / 中間圏・下部熱圏領域 / 金属原子 / イオン / 中間圏・下部熱圏 / 密度プロファイル / 温度プロファイル / 金属原子層 / イオン観測 |
研究概要 |
中間圏・下部熱圏(MLT)領域の温度は、地球大気の子午面循環や、宇宙の電離大気と地球の中性大気の相互作用を理解する上で極めて重要な物理量である。共鳴散乱ライダーはこの領域の温度を高い時間・高度分解能で測定可能な唯一の測器だが、温度測定のためにはレーザー周波数を厳密に制御する必要があり、これが装置を複雑にし、設置環境や観測対象を限定的にしている。本研究では、レーザー周波数を射出前に厳密に制御する現行手法に替わって、観測対象からの共鳴散乱信号を利用して解析時に決定する新しい手法を提案・実証することで、共鳴散乱ライダー温度計測法の汎用性と適用範囲を広げると共に、飛翔体からの観測の可能性も高めた。
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