研究課題
若手研究(B)
平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震による津波は,沿岸低地を数km に渡って遡上する巨大なものであった.この研究では,宮城県仙台市,岩手県陸前高田市,および北海道日高町で採取した砂丘を越えて沿岸低地を遡上する津波堆積物の定方位不撹乱試料の層相,粒度分布,磁気ファブリックから津波挙動の復元を試みた.その結果,仙台市と陸前高田市の津波堆積物の解析からは詳細な津波の流れ変化を読み取ることができた.すなわち,津波堆積物の詳細な堆積学的解析から過去の津波挙動の復元が有効であることを示すことができた.
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すべて 雑誌論文 (6件) (うち査読あり 5件) 学会発表 (12件) (うち招待講演 4件)
地質学雑誌
巻: 119 号: 9 ページ: 599-612
10.5575/geosoc.2013.0031
130003391954
巻: Vol.119,No.9 ページ: 599-612
巻: Vol.119,No.1 ページ: 1-16
巻: 119 ページ: 1-16
Sedimentary Geology
巻: Vol.282 ページ: 124-141
堆積学研究
巻: (投稿済み)