研究課題
若手研究(B)
高緯度大西洋―太平洋間で有用な古環境指標確立のために海産浮遊性微化石のNeogloboquadrina pachyderma (Sinistral)石灰質殻形態を分析した.分析をおこなった3つの海域のうち,殻の保存状態が良好な北大西洋のSite U1304試料を詳細に検討した結果,過去160万年間に渡って殻形態の変化は小さいが,36万年前に小型で扁平な形態が卓越する.これは,当該地域を覆う水塊の移動に起因する可能性が指摘される.
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