研究課題/領域番号 |
24740348
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
層位・古生物学
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研究機関 | 明治大学 (2014) 新潟大学 (2012-2013) |
研究代表者 |
石田 直人 明治大学, 研究・知財戦略機構, 講師 (20534746)
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研究協力者 |
岸本 直子 摂南大学, 理工学部, 准教授 (60450714)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2014年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2013年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2012年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 三畳紀/ジュラ紀境界 / 生物大量絶滅 / パンサラッサ / 放散虫化石 / マイクロCT / 三次元形態解析 |
研究成果の概要 |
三畳紀/ジュラ紀(T/J)境界は大西洋拡大に伴うCAMPの火成活動により大気・海洋環境が激変し,生物大量絶滅が発生した.本邦ではこれまで美濃帯遠洋相でのみT/J境界研究が進められてきたが,本研究では黒瀬川帯の陸棚周縁相,ジュラ紀付加体中の半遠洋相のT/J境界を明らかにした.半遠洋相では豊富に産する放散虫化石を用いて,CAMPから離れたパンサラッサ域でのイベント伝播の検出を試みた.その結果,T/J境界から上位でCanoptidae科が独占する特異な群集が得られた.この形成は,CAMPの活動に伴う急激な温暖化に誘発された付加体でのガスハイドレートの分解がひとつの要因に挙げられる.
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