研究課題
若手研究(B)
レーザー光などの電磁波がプラズマ中を通過する際の偏光状態の変化は、近似的にはファラデー効果とコットン・ムートン効果と呼ばれる二つの変化過程の重ね合わせである。核燃焼プラズマのような高電子温度の場合、ファラデー効果による変化過程が弱められ、コットン・ムートン効果による変化過程は強められる。本研究では、両効果における電子温度に対する依存性が逆であることに着目し、コットン・ムートン効果が大きいレーザー波長を選ぶこと、及び両効果の相互作用を考慮することで偏光測定から電流分布(ひいては総プラズマ電流)、電子温度及び電子温度分布の同時再構築が可能であることを明らかにした。
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REVIEW OF SCIENTIFIC INSTRUMENTS
巻: Vol.83, 123507 号: 12 ページ: 1-5
10.1063/1.4770330