研究課題/領域番号 |
24750010
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
物理化学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
中島 正和 東京大学, 総合文化研究科, 助教 (20361511)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2013年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2012年度: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
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キーワード | C2ラジカル / c状態 / 摂動解析 / スピン-軌道相互作用 / C2 / 摂動 / スピン軌道相互作用 / C2分子 / 異重項間遷移 / d-c遷移 |
研究概要 |
可視領域のバンドシステムを用いて、C2分子の高い振動励起状態を観測した。また、d-c電子遷移の観測から、c状態の各振動準位について正確な分子定数を決定した。実験で得られた正確な回転振電項値を用いることで、1重項のA(v=2)状態で観測されている摂動が、3重項のa(v=7)状態によって引き起こされていることが示唆された。しかし、A(v=2)状態で観測されている摂動の正負は、これまで報告されてきた1重項-3重項間のエネルギー差からは説明することができない。したがって、1重項-3重項間のエネルギー差は文献値よりも3cm-1以上大きくなければいけないと結論した。
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