研究課題
若手研究(B)
フェムト秒レーザーアシステッド電子散乱(LAES)観測装置を改修して、検出感度を大幅な向上と、>0.1度の散乱角度までの検出感度の獲得に成功した。この装置を用いて、Xe原子を試料としてLAES散乱角度分布の測定を行った結果、散乱角度0.1~0.5度の領域に光ドレスト状態形成を示す明らかなピーク構造を観測し、LAES過程に現れる光ドレスト状態の効果を初めて実験的に見出した。さらに、散乱角度2~4度の領域においても予期しない光ドレスト状態の効果が現れ、レーザー電場による原子・分子の電子雲のゆがみが複雑な内部構造を持っている可能性が示唆された。
すべて 2014 2013 2012 その他
すべて 雑誌論文 (7件) (うち査読あり 5件) 学会発表 (57件) (うち招待講演 9件)
The Journal of Chemical Physics
巻: 140 号: 6 ページ: 1-8
10.1063/1.4863985
Progress in Ultrashort Intense Laser Science
巻: 10 ページ: 1-16
Progress in Ultrafast Intense Laser Science
巻: X ページ: 1-16
10.1007/978-3-319-00521-8_1
EPJ Web of Conferences
巻: 41, 02034 ページ: 1-3
10.1051/epjconf/20134102034
Applied Physics Letters
巻: 106 号: 7 ページ: 1-3
10.1063/1.4793301
Springer Proceedings in Physics
巻: 125 ページ: 351-356
10.1007/978-3-642-28948-4_58
J. Chem. Phys.
巻: 136 号: 20 ページ: 204309-204309
10.1063/1.4720503