研究課題/領域番号 |
24750029
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
物理化学
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研究機関 | 独立行政法人産業技術総合研究所 |
研究代表者 |
BIJU V・Pillai 独立行政法人産業技術総合研究所, 健康工学研究部門, 主任研究員 (60392651)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2014年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2013年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2012年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | EGFR / 細胞シグナル伝達 / 単一分子研究 / FRET / 細胞内輸送 / 受容体クラスタリング / 受容体二量体化 / 受容体の二量体形成 / がん細胞 / 量子ドット / receptor dimerization / receptor clustering / intracellular delivery / 上皮増殖因子受容体(EGFR) / 受容体の二量体化 / 受容体のクラスター形成 / 量子ドット (QD) |
研究成果の概要 |
本研究は、個々の細胞内での単一分子の時間ゲートおよび輝度ゲート蛍光イメージングに応じたEGFRの二量体化とクラスタリングの動態を調べた。初期段階ではEGF-EGFR-EGFR(ヘテロダイマー)とシグナル伝達二量体(EGF-EGFR)2が細胞内で均一に存在した。時間経過とともにシグナル伝達二量体が支配した、それはヘテロダイマーを犠牲にしてシグナル伝達二量体が形成されたことを示唆する。また、EGFRの小クラスタが約15分で出現し、細胞内取り込み前に数、量ともに増加した。結果、EGFRによる無制御シグナル伝達は、シグナル伝達二量体にヘテロダイマーの不均化抑制をすることにより抑制可能になる。
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