研究課題
若手研究(B)
フタロシアニン等のピロール、インドールがオリゴマー化した化合物は顕著な光特性を持つことが知られている。本研究では可視・近赤外光の制御を目指し、主に15, 16族典型元素を用いた新規化合物の合成と機能評価を行った。16族元素についてはチオフェン-ピロール型オリゴマーの合成に成功し、高い蛍光量子収率を持つことや、更なるオリゴマー化により可視域の広い範囲の光を強く吸収できることを示した。また15族元素についてはある種のフタロシアニンリン錯体において、吸収極大が1000 nmを超える領域に現れることを見いだし、新規近赤外色素の指針を得ることができた。
すべて 2015 2014 2013 2012 その他
すべて 雑誌論文 (16件) (うち査読あり 16件、 オープンアクセス 9件、 謝辞記載あり 12件) 学会発表 (63件) (うち招待講演 3件) 備考 (5件)
Chem. Eur. J.
巻: 21 号: 12 ページ: 4817-4824
10.1002/chem.201406128
Tetrahedron Lett.
巻: 56 号: 13 ページ: 1671-1674
10.1016/j.tetlet.2015.02.033
J. Porphyrin Phthalocyanines
巻: 19 号: 01-03 ページ: 500-509
10.1142/s1088424615500364
J. Am. Chem. Soc.
巻: 136 号: 2 ページ: 765-776
10.1021/ja411016f
Dalton Trans.
巻: 43 号: 15 ページ: 5886-5892
10.1039/c4dt00195h
Chem. Commun.
巻: 50 号: 33 ページ: 4312-4314
10.1039/c4cc01115e
Chem. Sci.
巻: 5 号: 6 ページ: 2466-2474
10.1039/c4sc00569d
Can. J. Chem.
巻: 92 号: 8 ページ: 765-770
10.1139/cjc-2014-0039
巻: 50 号: 57 ページ: 7663-7665
10.1039/c4cc03426k
Macroheterocycles
巻: 7 号: 2 ページ: 139-144
10.6060/mhc140488k
巻: 20 号: 42 ページ: 13644-13655
10.1002/chem.201403214
巻: 50 号: 95 ページ: 15101-15104
10.1039/c4cc07408d
Inorg. Chem.
巻: 52 号: 16 ページ: 9206-9215
10.1021/ic4002048
Angewandte Chemie International Edition
巻: 51 号: 44 ページ: 11110-11114
10.1002/anie.201203191
Chemical Communications
巻: 48 号: 36 ページ: 4365-4367
10.1039/c2cc31264f
The Journal of Organic Chemistry
巻: 77 号: 1 ページ: 729-732
10.1021/jo201992q
http://kinou.chem.tohoku.ac.jp/KobayashiLabHP/Home.html
http://kinou.chem.tohoku.ac.jp/KobayashiLabHP/Home_English.html