研究課題/領域番号 |
24750047
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
有機化学
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研究機関 | 独立行政法人理化学研究所 |
研究代表者 |
張 亮 独立行政法人理化学研究所, 侯有機金属化学研究室, 研究員 (20610992)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2013年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2012年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | 二酸化炭素 / 銅触媒 / カルベン配位子 / カルボキシル化反応 / ボリル化反応 / アルケン / アルキン |
研究概要 |
N-ヘテロ環カルベン銅触媒と塩基であるLiOtBuを使うことによって、ビスピナコレートジボランと二酸化炭素を不飽和基質に導入し、温和な条件下で選択的に新規β-ボララクトン誘導体を合成することに成功した。これはアルキンやアルケン類に簡易に二酸化炭素を導入する、ボラカルボキシル化反応の初めての例である。また今回の反応は、多官能基化された有機化合物の合成に対し、広い基質適応範囲と位置・立体選択性を示した。また、いくつかの反応中間体の単離、構造解析を行うことで反応メカニズムを明らかにした。
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