研究課題/領域番号 |
24750063
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
無機化学
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研究機関 | 独立行政法人理化学研究所 |
研究代表者 |
島 隆則 独立行政法人理化学研究所, 侯有機金属化学研究室, 専任研究員 (60391976)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2013年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2012年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 窒素活性化 / ヒドリド錯体 / 多金属錯体 / チタン / チタンヒドリド錯体 / 水素化 / アンモニア / ジルコニウム / ハフニウム / ポリヒドリド錯体 |
研究概要 |
3つのチタン金属からなる三核ヒドリド錯体を合成した。この錯体と窒素を反応させたところ、常温・常圧で窒素分子の窒素-窒素結合の切断、窒素-水素結合の形成に成功した。また、反応プロセスについて理論計算も含め詳細に検討し、本反応では、新たな電子剤やプロトン源を必要とせずに、チタンヒドリド化合物のヒドリド原子(H-)が、電子を与える電子剤として働くことで窒素分子の結合を切断し、また電子を放出することでプロトン(H+)として働き窒素の水素化を実現していることを明らかにした。この成果は、将来的に窒素と水素から温和な条件下でアンモニアを合成する省資源・省エネ型手法の開発につながると期待できる。
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