研究課題/領域番号 |
24750084
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
合成化学
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
伊藤 淳一 名古屋大学, 工学(系)研究科(研究院), 講師 (20402480)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2013年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2012年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
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キーワード | 不斉金属触媒 / 多座配位子 / ピンサー型錯体 / オキサゾリン配位子 / カルベン配位子 / 触媒反応 / 有機金属錯体 / 不斉反応 / C-H結合切断 / C-C結合生成 / ロジウム / ルテニウム / イリジウム |
研究概要 |
炭素・窒素複合型の多座不斉補助配位子を備えた新規金属触媒を用いた分子変換反応の開発を検討した。結果、フェニルオキサゾリンを基本骨格として、アミノ基やN-ヘテロ環状カルベンを組み合わせた多座配位子と、種々のピンサー型錯体の合成に成功した。これらの触媒では、α、β-不飽和エステルの不斉共役還元反応や、直接的不斉アルキニル化反応に対して触媒活性を示した。また、ピンサー型イリジウム錯体がベンゼン誘導体のC-H結合切断反応に有効であり、ジボランを用いたベンゼン類の触媒的C-Hボリルが進行することを見出した。さらに、イリジウム錯体は化学的に不活性なアルカン類のC-H活性化に有効であることを明らかにした。
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