研究課題/領域番号 |
24750090
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
合成化学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
西本 能弘 大阪大学, 工学(系)研究科(研究院), 助教 (30550115)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2013年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2012年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 有機合成化学 / 有機金属化学 / カップリング反応 / エノールエーテル |
研究成果の概要 |
臭化ガリウム触媒を用いることで様々なエノールエーテルとシリルケテンアセタールのカップリング反応が進行することを見出した。エノールエーテルとしては、単純なビニルエーテル以外にも、α-およびβ-置換エノールエーテルも利用可能であった。また、シリルケテンアセタールの基質適用範囲も広く、ジアルキル、ジアリール、アルキルアリール置換ケテンシリルアセタールなどが効率よく目的生成物を与えた。中間体の観測と反応速度解析により、本反応は臭化ガリウム、エノールエーテルとシリルケテンアセタールによるカルボガリウム化を経由する付加脱離機構で進行し、律速段階は脱離段階であることが明らかとなった。
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