研究課題/領域番号 |
24750133
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
機能物質化学
|
研究機関 | 大阪市立大学 |
研究代表者 |
伊藤 宏 大阪市立大学, 大学院理学研究科, 特任講師 (90506734)
|
研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2014-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
|
配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2013年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2012年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
|
キーワード | 超分子化学 / 金属錯体 / サイクレン / 分子認識 / 構造有機化学 / キラリティー / ランタノイド / ナトリウム |
研究概要 |
2つの八配位型サイクレン―金属錯体を基盤とした大環状ホスト分子を構築し、その内部空間を利用した分子認識及び機能発現を行った。この二核錯体は、溶媒や側鎖・ゲスト分子により構造が動的に変化した。特に精緻にデザインされたナトリウム二核錯体を用いることにより、ナトリウム錯体を用いた初めてのキラリティー認識を達成した。キラルなランタノイド二核錯体では、ゲストジアニオンの不斉認識が発光強度の差で検出され、裸眼での識別すら可能であった。また、部分構造を用いたサイクレン―金属錯体の新規構造制御法として、二種類の相互作用による構造制御法や有機化学反応を利用した可逆的構造変化を達成した。
|