研究課題/領域番号 |
24750135
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
機能物質化学
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研究機関 | 日本大学 |
研究代表者 |
須川 晃資 日本大学, 理工学部, 助教 (40580204)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2013年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2012年度: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
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キーワード | 表面プラズモン共鳴 / 金属ナノ構造 / 蛍光増強 / アルミニウム / 銅 / 銅ナノ構造体 / アルミニウムナノ構造体 / 局在電場 / 表面増強ラマン散乱 |
研究概要 |
本研究では,通常のプラズモニック金属種(金・銀)と比して低コストな銅種から成る規則的なナノ構造体の増強光電場特性を調査した.まず,銅の本質的な内部遷移よりも長波長域に表面プラズモン共鳴(LSPR)の発現波長を制御することで,効率良くLSPRを発現させることに成功した.また,LSPRの発現に伴う増強された光電場が,プローブ分子(ポルフィリン誘導体,インドシアニングリーン)の可視~近赤外域における蛍光シグナルを大きく増強させることを見出した.以上の結果より,低コスト金属種で構成されるプラズモニック構造体が高い光アンテナ効果を有することを確認することが出来た.
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