研究課題/領域番号 |
24750177
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
機能材料・デバイス
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
田中 秀幸 東京大学, 理学(系)研究科(研究院), 特任助教 (10585821)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2013年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2012年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | 有機太陽電池 / フラーレン / 溶媒和 / 自己組織化 / 有機半導体 / ナノ構造 / 有機エレクトロニクス / 有機トランジスタ / 電子受容体 / 電荷移動度 / 有機ラジカル / 柔粘性結晶 / アニール効果 |
研究概要 |
フラーレン溶媒和結晶を用いて有機太陽電池における熱アニール効果を分子レベルで明らかにした。温度によって系統的に構造変化する溶媒和結晶を用いて,移動度と太陽電池特性の相関を調べたところ,加熱によって溶媒和結晶相からアモルファス相,そして結晶相へと変化する際の電子移動度は太陽電池特性とは無関係であり,寧ろ,低い電子移動度を示すアモルファス相が有利であることがわかった.これまで,電子移動度が太陽電池特性の律速となると考えられてきたが,実際には,構造緩和で実現できるドナーアクセプター界面における分子的な密着性が太陽電池特性を向上する上で重要な因子となる事を示唆するものである.
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