研究課題/領域番号 |
24750205
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
無機工業材料
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研究機関 | 長崎大学 |
研究代表者 |
鎌田 海 長崎大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授 (90315284)
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連携研究者 |
宗 伸明 佐賀大学, 農学部, 准教授 (90336008)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2013年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2012年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
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キーワード | 固定化酵素 / 層状物質 / 酸化物半導体 / インターカレーション / 光触媒 |
研究概要 |
本研究では無機層状半導体が形成する2次元層間に生体高分子触媒である酵素を固定し、層状半導体への光照射と引き続いて起こる酵素へのエネルギー移動により層間酵素の触媒能を制御するという、新規な光反応系を構築することを目的とした。単層剥離した層状半導体(酸化物)と酵素分子を適切なpHの水溶液中で混合すると、両者の静電的相互作用により自発的に酵素が層間に固定された。この複合物に紫外線を照射すると酵素活性の発現が見られ、紫外線強度と波長に応じて酵素活性が自在に調節可能な新規な無機―バイオ複合材料であることを明らかにした。
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