配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2013年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2012年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
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研究成果の概要 |
本研究では,厚みのある細胞や液中浮遊細胞の定量位相計測に向けて,3次元位相計測システムを構築した.はじめに精度低下の要因の一つである位相アンラッピング処理を必要としないスキャン型定量位相顕微計測システムを構築した.次に球面参照波を用いたデジタルホログラフィック顕微鏡における,最適な設計手法,オートフォーカス手法を提案し,確立した.これにより広視野・高精度な定量位相顕微計測に加え,垂直方向において異なる位置で浮遊しているような細胞に対しても,精確な位置特定が可能となった.これらの定量位相計測システムを用いて,細胞の機能と形態の相関性を実験により解析した結果,細胞検査への有用性を確認した.
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