研究課題
若手研究(B)
252Cfおよび 241Am-Beといった放射性同位元素中性子源は、さまざま産業や研究の分野で利用されている。本研究では、中性子放出率を測定するために放射性溶液を生成しない新しいマンガンバス検出器を提案し、開発する。検出器は、約70 %マンガンが含有するマンガン合金板とポリエチレン減速材を多層状に重ね合わせた構造である。測定では、検出器中心に線源をセットし、線源から放出された中性子はポリエチレンで減速され、55Mn(n,γ)56Mn反応によって56Mnを生成する。56Mnから放出されるガンマ線を測定することによって、最終的に中性子放出率を決定する。検出器の評価及び課題について検証を行った。
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Conference Record of 2014 IEEE Nuclear Science Symposium
巻: 未定
KURRI PROGRESS REPORT 2013
ページ: 210-210
http://www.nmij.jp/~quant-rad/neutron/newhp.html