研究課題/領域番号 |
24760076
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
機械材料・材料力学
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研究機関 | 金沢大学 |
研究代表者 |
樋口 理宏 金沢大学, 機械工学系, 准教授 (50455185)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2013年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2012年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | 衝撃工学 / 発泡材料 / エネルギ吸収 / 構造設計 / 衝撃 / シンタクチックフォーム / 材料設計 |
研究概要 |
本研究課題では,薄肉円筒に軽量なコア材として内挿したシンタクチックフォームのポアソン効果と傾斜構造を効果的に利用した新規の衝撃吸収構造の開発を目的とした.ポアソン効果を有するシンタクチックフォームと円筒の相互干渉によりエネルギ吸収量が増加し,フォームのひずみ速度依存性により大きな静動比が得られることがわかった.また,高速衝撃の場合,衝撃吸収構造の衝突端のみを高密度,高剛性にすることで高いエネルギ吸収特性が得られると同時に固定端の荷重を低く抑えられること示した.さらに,コア材の材料特性を傾斜分布あるいは積層分布させることで,低速衝撃下における荷重-変位線図を操作可能であることがわかった.
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