研究課題/領域番号 |
24760082
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
機械材料・材料力学
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研究機関 | 北九州市立大学 (2013-2014) 大分大学 (2012) |
研究代表者 |
長 弘基 北九州市立大学, 国際環境工学部, 准教授 (00435421)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2014年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2013年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2012年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | 形状記憶合金 / アクチュエータ / 熱エンジン / 低温排熱回収 / 機械的特性 / 疲労特性 / 低温排熱エネルギー回収 / 金属組織 / 排熱回収 / 疲労強度 |
研究成果の概要 |
Ti-Ni合金の各種特性に及ぼす熱処理中の付与ひずみおよび表面状態の影響について調べた。その結果、付与ひずみが疲労特性に及ぼす影響は少ないが、10%以上の付与ひずみ下での熱処理により形状記憶・機械的特性が向上することを明らかにした。また、SMAの表面状態の平滑化にともない疲労特性は向上するが、ナイロンコーティングを施すことにより機械研磨程度でも十分な疲労特性を示すことを明らかにした。 さらに、新しく考案した「渦巻きばね型SMA熱エンジン」を試作し、ギアやワンウェイクラッチによる機械的損失を削減した「プーリー式渦巻きばね型SMA熱エンジン」を試作、従来比で約20%のエンジン出力向上を果たした。
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