研究課題/領域番号 |
24760145
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
流体工学
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研究機関 | 仙台高等専門学校 |
研究代表者 |
永弘 進一郎 仙台高等専門学校, 機械システム工学科, 准教授 (20419154)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2013年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2012年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 粘性流体 / 不安定化 / 大変形する界面 / ずり粘化流体 / 懸濁液 / レオロジー / 国際情報交換 |
研究概要 |
並進平板上にシート状あるいは糸状の粘性流体を垂らすと、条件によって様々な振動パターンが発生することが知られている。我々はとくに樹脂フィルムの製造過程で問題となっている平板の並進速度が高速である場合の液膜挙動の不安定化と振動の発生メカニズムを探るために実験と理論の両面から研究を行った。液膜を構成する流体がニュートン流体である場合、平板の速度が十分に大きければ液膜の挙動は安定であることが解った。そこで我々は流体の非ニュートン的性質が不安定化の原因であると予想し、実際にずり粘化の性質を持つ流体が一定応力下で自発的に振動することを理論的に予想した。この振動は実験的にも存在することを確かめた。
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