研究課題
若手研究(B)
定常等方性乱流場を直接数値計算により計算し、その中を運動する微小慣性粒子の運動および成長をラグラジアン法によって追跡する数値計算法(Lagrangian Cloud Simulator, LCS)を開発した。LCSのプログラムコードは並列計算向けに最適化されており、共有メモリ型と分散メモリ型のハイブリッド並列計算を効率的に実行できる。このLCSを用いて、粒子ストークス数、過飽和度、レイノルズ数を変化させた時の粒子径分布の時間変化データを得た。これにより、乱流混合が微小慣性液滴の蒸発過程に及ぼす影響を初めて定量的に明らかにした。
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すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 1件、 謝辞記載あり 1件) 学会発表 (12件) (うち招待講演 6件) 備考 (2件)
Journal of the Atmospheric Sciences
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微粒化
巻: 23 ページ: 2-10
http://www.jamstec.go.jp/ceist/esrg/onishi/wakate_B24760152.htm
http://www.jamstec.go.jp/esc/research/Mssg/members/onishi/wakate_B24760152.htm