研究課題/領域番号 |
24760229
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
電力工学・電力変換・電気機器
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研究機関 | 名古屋大学 (2013) 豊橋技術科学大学 (2012) |
研究代表者 |
栗本 宗明 名古屋大学, 工学(系)研究科(研究院), 助教 (70580546)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2013年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2012年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
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キーワード | ナノポーラスコンポジット / ナノコンポジット / 絶縁材料 / 低誘電率 / 絶縁破壊 / 水トリー / 電力機器 / 電力機器の小型化 |
研究概要 |
ナノサイズのポーラス構造を持つセラミックス粒子をポリマーに充填したナノポーラスコンポジット絶縁材料を電力機器に適用することを目指し,その低誘電メカニズムと電気絶縁特性を調査した.メソポーラスアルミナ粒子をエポキシ樹脂に充填したナノポーラスコンポジットの比誘電率は,ノンポーラスコンポジットより30%低減する可能性を明らかにし,内部空孔によることを示した.さらに,ナノポーラスコンポジットの絶縁破壊強度は,ノンポーラスコンポジットと同等であり,ナノポーラス空孔は直流絶縁破壊強さの欠陥とならない可能性を示した.以上よりナノポーラスコンポジットが,電力機器の有力な電気絶縁材料の一つであることを示した.
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