研究課題/領域番号 |
24760265
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
電子デバイス・電子機器
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研究機関 | 長岡技術科学大学 |
研究代表者 |
佐々木 友之 長岡技術科学大学, その他部局等, 准教授 (90553090)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2013年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2012年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | 空間光ソリトン / 液晶 / 色素 / 光熱効果 / 非線形光学効果 |
研究概要 |
液晶中での高効率な空間光ソリトンの形成と外場による制御を目指し、色素ドープ低分子ネマチック液晶を用いて作製した液晶セル中の光伝搬特性を検討した。入射光の偏光方位と液晶の配向方向が直交する場合において、光強度が高くなるにつれて回折による光ビームの広がりが緩和される様子の確認されたことから、色素ドープ液晶中での空間光ソリトン形成の可能性が示された。温度制御下での伝搬特性を調査した結果、今回観察された非線形性の起源は、色素の光吸収によって液晶中に温度分布が生じたことによるものと推察された。また、ネマチック相と等方相間の屈折率差に起因すると思われる光の閉じ込め現象も観測された。
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