研究課題
若手研究(B)
キトサンにケイ酸化学種を分子レベルで修飾し皮膜の物質透過性を制御したミクロカプセルを創製し,カプセル内部の微小空間において生理活性物質を合成することが目的である。皮膜あるいはカプセル内にカルシウムイオンを導入し,それらのアパタイト形成能を確認した。またカプセル作成時に細胞や生理活性物質を内包すると,その後の洗浄過程等で死滅したり失活する為,カプセル作成後にインジェクションによって内部に生理活性物質を導入することを試み,通常の吸着法では担持できない量の薬剤を包括可能であることを明らかにした。
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