研究課題/領域番号 |
24760633
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
触媒・資源化学プロセス
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研究機関 | 愛媛大学 |
研究代表者 |
太田 英俊 愛媛大学, 理工学研究科, 助教 (90532094)
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研究協力者 |
福岡 淳 北海道大学, 触媒化学研究センター, 教授 (80189927)
小林 広和 北海道大学, 触媒化学研究センター, 助教 (30545968)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2013年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2012年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
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キーワード | リグニン / フェノール / アルキルベンゼン / 水素化脱酸素 / 白金触媒 / ジルコニア / 水中反応 / 選択的分子変換 / 白金 / レニウム / 芳香族合成 / 触媒 / バイオマス / 資源 |
研究概要 |
アルキルベンゼンは我々の生活に必要な医薬品やプラスチック、有機EL材料などに利用される芳香族化合物の原材料であり、そのほとんどを資源に限りのある石油から得ている。木質バイオマスであるリグニンは自然界に最も豊富に存在する芳香族高分子であり、石油に替わるアルキルベンゼンの供給源として注目されている。本研究では、リグニンの熱分解により得られるアルキルフェノールからアルキルベンゼンを合成するための新しい触媒を開発した。本反応は安価で安全な水を溶媒として、ジルコニアに担持したPt-Reナノ粒子を触媒に用いることを特徴としており、これまでの報告の中で最も高い選択率でアルキルベンゼンを得ることに成功した。
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