研究課題
若手研究(B)
以前に開発したマウス筋管細胞張力評価技術を,筋疾患治療薬スクリーニングに展開するために,ヒト初代細胞の系へと適用を図った.ヒト筋管細胞の張力発生量は,マウス筋管細胞よりも極めて微弱であるため,ヒト骨格筋由来筋芽細胞と同由来線維芽細胞の混在比率を変化させた共培養を行うことにより,この解決を図った.予想に反し,張力の増大は観察されなかったが、筋芽細胞組織内に低濃度に混入された繊維芽細胞(細胞同士が連結していない状態)は,直ちに組織の外部に遊走し組織から抜け出すという特徴的な挙動が明らかになり,今後の筋組織の設計に重要な知見を得た.半導体歪計からの信号検出の高感度化により当初の目標は達成した.
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すべて 雑誌論文 (4件) (うち査読あり 1件、 謝辞記載あり 1件) 学会発表 (5件) (うち招待講演 1件) 備考 (2件)
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