研究課題
若手研究(B)
本研究ではパネル法を応用した翼端渦キャビテーションの計算、及び船尾変動圧力計算法を開発し、既に開発済みのシートキャビテーション計算法と組み合わせることにより、プロペラキャビテーションによって誘起される船尾変動圧力の実用的推定法を構築する。また、開発した計算法で用いる渦核半径推定式の精度向上のため、スキュー付プロペラ翼を模した、後退角付直進翼模型を製作し、翼端渦周りの流場をPIVシステムにより詳細に計測することで、後退角と渦核半径の関係を調査した。適用範囲に限度があると考えられているパネル法について、前例のない応用問題に取り組んだことも、本研究の学術的成果として挙げられる。
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Journal of Marine Science and Technology
巻: Vol.18, No.3 号: 3 ページ: 294-309
10.1007/s00773-012-0208-8