研究課題/領域番号 |
24760689
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
地球・資源システム工学
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
沖部 奈緒子 九州大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授 (30604821)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2013年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2012年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
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キーワード | ヒ素 / スコロダイト / バイオミネラリゼーション / 環境修復 / 製錬廃液 / 国際情報交換:英国 |
研究概要 |
ヒ素(As)は製錬廃液に多く含まれる不純物であり、As含有硫化鉱物に由来している。Asは溶液中において亜ヒ酸(As(III))またはヒ酸(As(V))として存在し得るが、製錬廃液中には、特に毒性・溶解性の高い前者の形態で多く含有されている。本研究では、好熱好酸性・鉄硫黄酸化古細菌Acidianus brierleyiのAs(III)酸化能を見出し、それを利用したバイオプロセスにおいて、製錬廃液中のAs(III)を酸化・不動化することを試みた。最終的に、Asの廃棄形態として理想的であるとされる二次鉱物スコロダイト(FeAsO4・2H2O)のバイオミネラリゼーション(生物的鉱化)に成功した。
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