研究課題
若手研究(B)
放射性核種の一種であるSe-79の迅速な除去・回収を目的として,様々な金属イオンを還元回収することのできる微生物Shewanella putrefaciensを修飾したカラム電極電解法の開発を行った。はじめに,S. putrefaciensのバイオフィルムを作製し,これが亜セレン酸を還元し,元素セレンとしてバイオフィルムに固定化することを見出した。次に,このバイオフィルムをカラム電極の作用電極であるグラッシーカーボン繊維電極上に作製する手法を確立した。このカラム電極を用いて,亜セレン酸のフロー還元実験を行ったところ,元素セレンの赤色沈殿が生じ,セレンを迅速に還元回収できる可能性が示された。
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