研究課題/領域番号 |
24770012
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
生態・環境
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研究機関 | 山形大学 (2013) 東北大学 (2012) |
研究代表者 |
富松 裕 山形大学, 理学部, 准教授 (40555398)
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連携研究者 |
紺野 康夫 帯広畜産大学, 畜産学部, 教授 (00111196)
山岸 洋貴 弘前大学, 白神自然環境研究所, 助教 (40576196)
鈴木 智之 東京大学, 農学生命科学研究科, 助教 (20633001)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2013年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2012年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 生息地の分断化 / 生態系機能 / 森林 |
研究概要 |
森林の分断化にともなう生物群集の変化は、森林が担う生態系機能に対しても重大な影響を及ぼす可能性がある。本研究では、北海道十勝平野において1940年頃に分断された断片林を対象として、分断後の樹木群集とバイオマスの長期的変化、ならびに、その時間スケールについて明らかにすることを目指した。その結果、(1)樹木群集の構造が林分の大きさや林縁からの距離によって説明できること、(2)1999年からの12年間は、小さな林分ほど樹木バイオマスの増加量が大きかったことなどが示唆された。本研究の結果は、森林の分断化が少なくとも50年以上の長期にわたって樹木群集やバイオマスの動態に影響を及ぼすことを示唆する。
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