研究課題/領域番号 |
24770017
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
生態・環境
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研究機関 | 大阪市立大学 (2013-2014) 京都大学 (2012) |
研究代表者 |
太田 和孝 大阪市立大学, 大学院理学研究科, 博士奨励研究員 (50527900)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2014年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2013年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2012年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 代替繁殖戦術 / タンガニイカ湖 / 魚類 / 系統樹 / 適応進化 / 進化 / 多様性 / カワスズメ科魚類 / 色彩 / 生活史 / 適応 / 野外観察 / 分子実験 |
研究成果の概要 |
本課題では,アフリカ・タンガニイカ湖産シクリッド(カワスズメ科)魚類で著しく発達した代替繁殖戦術(ARTs)の進化に関する研究に取り組んだ.調べることができた本族7属35種のうち,6属,25種でARTsが見つかった.ARTsが見つかった属の中にはARTsを持たない種も多く存在しており,本族で見られるARTsの著しい発達は,各々の種で独立に進化した結果だと推測された.本研究では,繁殖戦術として,なわばり戦術,スニーキング戦術,サテライト戦術,パイラシー戦術を考慮した.最も頻繁に見られたスニーキング戦術の存在は婚姻形態と繁殖基質と関連していることが示唆された.
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