研究課題/領域番号 |
24770033
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
生態・環境
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研究機関 | 独立行政法人海洋研究開発機構 |
研究代表者 |
星野 辰彦 独立行政法人海洋研究開発機構, 高知コア研究所, 研究員 (30386619)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2013年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2012年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
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キーワード | 地下生命圏 / 炭素フラックス / 一酸化炭素 / 機能遺伝子 / 微生物生態 / 一酸化炭素酸化 / 海底下 / 堆積物 / 炭素循環 |
研究概要 |
本研究では、最も単純な炭素酸化物であるCOを、堆積物内部の嫌気環境下で資化することのできる微生物を推定することを目的として研究を行った。世界各地の海底下1-400mから得られたセディメントよりDNAを抽出し、嫌気的一酸化炭素デヒロゲナーゼのβサブユニットをコードする遺伝子の増幅を試みたところ、およそ20%のサンプルから遺伝子の増幅が確認された。さらにそれらの遺伝子断片の配列を決定し系統学的な解析を行った。その結果、本研究で得られたcooS遺伝子は既に知られているものとは全く異なるものであることが分かり、海底下においては未だ知られていない微生物によりCOが資化されている可能性が示された。
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