研究課題/領域番号 |
24770040
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
植物分子生物・生理学
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研究機関 | 東京工業大学 |
研究代表者 |
野亦 次郎 東京工業大学, 資源化学研究所, 助教 (40583216)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2014年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2013年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2012年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | レドックス / 金属中心 / シアノバクテリア / 窒素固定 / プロテオミクス / 嫌気 |
研究成果の概要 |
Anabaena sp.PCC 7120 株(A.7120)は、光合成能と窒素固定能を併せ持つ、極めて有用な光合成微生物である。先行研究により、A.7120の窒素固定酵素ニトロゲナーゼの活性化に関わるNifU蛋白質がチオレドキシンM (TrxM) と相互作用するという結果を得た。本研究では生化学的解析によりその可能性を検討したところ、1.NifUの触媒ドメインがTrxMによって還元され、2.TrxMによりNifUのFe-Sクラスター形成がおよそ4倍に促進されることが明らかとなった。この結果は、NifUによる鉄硫黄クラスター生合成にチオレドキシンが関与することを示唆する初めての成果である。
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