研究課題
若手研究(B)
細胞内シグナル伝達において、Ca2+およびROSはセカンドメッセンジャーとして、協奏的作用を伴って重要な役割を担っている。我々はこれまでの研究において、従来は不可能であった植物細胞内ROS濃度上昇=ROSシグナルのリアルタイム計測を実現する発光タンパク質プローブを実用化した。本研究では、(1)同プローブをCa2+レポーター発光タンパク質・エクオリンと試料中に共存させること、(2)発光基質アナログの選抜と利用によって発光波長特性を改変すること、(3)分光計測装置を開発することにより、Ca2+シグナル・ROSシグナルの同時計測システムを構築し、その評価を行った。
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