茎頂と根端の両メリステム形成を制御する新規因子の解析

• 研究課題/領域番号: 24770049
• 研究種目: 若手研究(B)
• 配分区分: 基金
• 研究分野: 植物分子生物・生理学
• 研究機関: 基礎生物学研究所
• 研究代表者: 寿崎 拓哉 基礎生物学研究所, 共生システム研究部門, 助教 (40575825)
• 研究期間 (年度): 2012-04-01 – 2015-03-31
• 研究課題ステータス: 完了 (2014年度)
• 配分額: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円); 2014年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円); 2013年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円); 2012年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
• キーワード: 茎頂分裂組織 / 根端分裂組織 / 茎頂メリステム / 根端メリステム / ミヤコグサ

研究成果の概要

高等植物の正常な形態形成は茎頂と根端に存在するメリステムに依存している。本課題は、茎頂と根端の両メリステムの維持制御に関わる新規遺伝子の解析を通して、各メリステムの維持機構やその共通性について新たな知見を得ることを目的とする。
ミヤコグサを用いて、茎頂と根端の両メリステムの維持が破綻した突然変異体を3系統単離し、メリステムに着目した表現型解析と原因遺伝子の特定を行った。変異箇所を特定した遺伝子はいずれもメリステムの制御において関与がこれまで示されていないものであった。今後は詳細な機能解析を進めることにより、茎頂・根端メリステムの維持機構の詳細や共通性の理解が進むことが期待される。