研究課題/領域番号 |
24770056
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
形態・構造
|
研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
山城 佐和子 東北大学, 生命科学研究科, 助教 (00624347)
|
研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2014-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
|
配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2013年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2012年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
|
キーワード | 単分子スペックル法 / 一分子イメージング / アクチン / 細胞運動 / 計測生物学 / 国際情報交換 |
研究概要 |
本研究では、蛍光試薬DyLight標識アクチンを用いた新単分子スペックル顕微鏡法を開発した。新法では計測の時空間分解能を大幅に改良することに成功した。特に、近年開発されたスペックルトラッキングソフトウェア(SpeckleTracker J) を応用し、約±8 nm 誤差範囲内の超解像度でアクチン分子の細胞内位置決定が可能になった。さらに、細胞―基質間接着(接着斑)周辺のアクチン流動をサブミクロンスケールで解析し、接着斑前方でアクチン線維は接着斑に集まるように速いスピードで流動することを見出した。この現象は、接着斑が周りのアクチンネットワークに作用し自身の方向に流動を変化させることを示唆する。
|