研究課題/領域番号 |
24770074
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
生物多様性・分類
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研究機関 | 香川大学 |
研究代表者 |
篠原 渉 香川大学, 教育学部, 准教授 (30467443)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2013年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2012年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 共通圃場実験 / 屋久島 / 高山性ミニチュア植物 / ヒメコナスビ / 集団遺伝解析 / 適応進化 / cDNAライブラリー / 次世代シーケンサー / メッセンジャーRNA / コナスビ |
研究成果の概要 |
本研究ではヒメコナスビの小型化した形質が遺伝的バックグラウンドを有するかどうかを共通圃場実験から明らかにすることを目的とした。さらにヒメコナスビの小型化した形質が適応形質かどうかを共通圃場実験より導き出されるQst及び集団遺伝学的解析より算出されるFstの比較から明らかにした。共通圃場実験からヒメコナスビの葉はコナスビより小さく、その葉は細胞サイズと細胞数の両方が減少して小型化していた。FstとQstを比較した結果、ヒメコナスビの小型化した葉は適応形質であることが明らかとなった。さらに現地集団の調査から自ヒメコナスビにかかる自然選択圧が雨であることを特定した。
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