研究課題
若手研究(B)
オートファジーは、被分解物を包み込む脂質二重膜胞「オートファゴソーム」の形成を必要とする。オートファゴソームの形成に必須である二つのユビキチン様タンパク質Atg8とAtg12は、それぞれホスファチジルエタノールアミン(PE)とAtg5に結合する。我々は、Atg12-Atg5結合体がAtg8-PE結合反応のE3酵素として機能する際の作用機序の一端を解明した。構造情報を基にした生化学的解析を行い、Atg12-Atg5結合体がAtg8-PE結合反応のE2酵素Atg3に構造変化を引き起こし、活性化することを明らかにした。また、Atg12-Atg5結合体とAtg3の複合体の結晶構造解析を進めている。
すべて 2014 2013 2012 その他
すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 3件) 学会発表 (10件) (うち招待講演 3件) 備考 (4件)
Nat. Struct. Mol. Biol.
巻: 20 ページ: 433-439
Nature Structural & Molecular Biology
巻: Vol.20 号: 4 ページ: 433-439
10.1038/nsmb.2527
J. Biol. Chem.
巻: 287 ページ: 28503-28507
http://www.titech.ac.jp/pressrelease/
http://first.lifesciencedb.jp/archives/6807
http://www.titech.ac.jp/file/pr20130422_osumi.pdf