研究課題/領域番号 |
24770111
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
構造生物化学
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研究機関 | 独立行政法人理化学研究所 |
研究代表者 |
長江 雅倫 独立行政法人理化学研究所, 糖鎖構造生物学研究チーム, 研究員 (60619873)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2013年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2012年度: 3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
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キーワード | X線結晶構造解析 / 生物物理 / 糖鎖 / 蛋白質 / 糖鎖生物学 |
研究概要 |
高等動物には外来異物を排除する免疫系が発達している。自然免疫は免疫系の一つで、外来異物に特徴的な化学物質を認識する受容体が備わっている。C型レクチン受容体は外来異物由来の糖鎖を特異的に識別する受容体である。我々はC型レクチン受容体の異物認識機構を原子レベルで明らかにすることをめざし、レクチンドメインのX線結晶構造解析に取り組んだ。その結果、免疫抑制に働くDCIR-2と特異的なリガンドであるバイセクト型糖鎖との複合体の構造を明らかにした。また、免疫活性化に係るBDCA-2の構造も明らかにし、ドメインスワップという珍しい二量体構造を形成することを明らかにした。
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