研究課題/領域番号 |
24770123
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
機能生物化学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
三崎 亮 大阪大学, 生物工学国際交流センター, 講師 (20571186)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2013年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2012年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
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キーワード | リサイクリングエンドソーム / Ras / シグナル伝達 |
研究概要 |
細胞内輸送(再回収)を制御するリサイクリングエンドソーム(RE)が、シグナル伝達にも関与していることが分かってきた。本研究では、①シグナル伝達の中心を担うRasタンパク質がREに安定的に局在するために必要なアミノ酸配列を決定した。また、②外部刺激を入力することでRas活性化因子がREにおいてRasと共局在し、REに局在するRasは活性化状態にあること、Ras活性化因子発現を抑制することでREでのRas活性が消失することを明らかにした。本成果から、細胞内輸送に留まらないREの新規な細胞小器官の機能を提唱すると共に、がん治療研究への新たなアプローチの提案に繋げたい。
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